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「カッコーの巣の上で」

意外と初めて見た作品。”カッコーの巣”とは、精神病院(the cuckoo's nest)の蔑称の意味があったとも初めて知った・・・。

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「カッコーの巣の上で」
1975年・アメリカ



刑務所の強制労働から逃れるために、オレゴン州立精神病院にやってきたマクマーフィ。彼は乱暴だが、精神を病んでるのか疑問ということで、病院では様子見的な入院をすることに。

病院内で絶対的な存在の婦長・ラチェッド。彼女は患者のためにと、規律を重んじ守りつづけてる。毎日の退屈なグループセラピーや規律に疑問をもったマクマーフィは、テレビで野球を見たいとみんなに多数決を取らせたり、バスでの定期的なみんなでの外出の際に、勝手に運転し、女友達も誘い、マリーナへ行きボートを拝借し、海釣りを楽しんだりと、病院内での自由な行動をとっていた。その行動はもちろん婦長の目にもとまり、マクマーフィを退院させないよう院長にも「彼を救えるかもしれない」などと言い、出られないようにする。

入院患者で「チーフ」と呼ばれるネイティブ・アメリカンがいる。彼は耳が不自由で話せない、と言われてたが、マクマーフィと仲良くなるにつれ、話せるし聞こえることを知る。マクマーフィはチーフに「ここから逃げ出さないか?」と持ちかけるが、その時は断られる。

マクマーフィは、脱出計画実行のクリスマスの夜、女友達を呼び、入院仲間を集め、パーティをし大騒ぎをする。女友達を気に入った1人に、一晩相手をさせてあげる。すっかり寝過ごしたマクマーフィ。翌朝の惨状を見たラチェッドは静かな怒りがこみあげるが、冷静さを保つ。女性とベッドに居た1人に、ラチェッドは「お母さんが知ったらどう思うかしら?」と彼にとっては恐ろしい言葉を投げ、怖くなった彼は自殺してしまう。怒るマクマーフィはラチェッドの首を絞め、窒息させようとする(失敗に終わるが)。

また元の生活に戻る病院。だが、マクマーフィはロボトミーを受けて・・・・。

「ロボトミー」とは、クグってみてください。
なんともやりきれない、でも最後はチーフの目で終わってよかったような。
by espresso_cafe | 2006-09-06 12:39 | DVDイロイロ
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by tomo
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