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『男性・女性』

ゴダール作品。ゴダールってだけで難しそうで敬遠してたけど、とりあえず見てみた。思想と感情が入り混じった映画だなぁ。

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『男性・女性』
1966年・フランス

あらすじ書くには難しい作品だ・・・。内容が前後してるかもしれないです。そして相当ネタバレです。

1965年、パリ。15の出来事で構成。
兵役から戻ったポールは、友人の紹介で雑誌社へ就職。だが住む場所がまだない。ある日、カフェで歌手で売り出し中のマドレーヌに出会う。なんとかデートに誘おうとあれこれ話し掛けるがなかなかOKしない。



後ろのテーブルで別れ話してる夫婦が口論。夫が子供を連れてカフェを出てくが、妻は追いかけ夫を銃で殺す。

雑誌社でポールはマドレーヌと再び会う。再びデートに誘う。なぜOKしないか質問攻めにする。「ぼくの鼻が大きいからか?普段デートはしないのか?例えば今夜は何をやってるのか?」などなど(かなりうるさい)。

やがて二人は付き合い出す。マドレーヌは友人カトリーヌとエリザベートと暮らしてるが、そこにポールが転がり込み、1つのベッドに3人で寝るという奇妙な同居生活が始まる。

ポールとマドレーヌの友人たちと映画を見に行く。突然ポールが「画像の縦横比率が違う!」と映画館を出て、映写室へ行き、とうとうと比率はこうでなければならないと抗議する。

街中でポールとカトリーヌ(かな?)が立ち話ししてると、通りすがりの男性がポールに「マッチ無いか?」と。ポールがマッチを差し出すと、それごと持ってってしまう。文句言うが、そのまま行ってしまう。追いかけると、ベトナム反戦抗議の焼身自殺してる様子を見る。

ある日、マドレーヌが妊娠するが忙しさのあまりポールに伝えられずにいる。結婚を決意した2人はみんなでアパルトマンを見に行く。ポールが写真を撮ろうとして転落。死んでしまう--。

この頃の時代背景を知ってれば、もっと楽しめるかと。またのタイトルを「マルクス(社会主義)とコカコーラ(資本主義)の子どもたち」だと映画本編で出てくるが、そんな感じです。
この他にも細々した出来事が、前後の話しに関係あるのかないのかワカラナイほど出てきます。とにかく理想的な思想ばかりで頭デッカチなポールはうるさい(苦笑)ふわふわしたマドレーヌだから対照的で逆につりあうのか?
by espresso_cafe | 2008-02-15 11:51 | DVDイロイロ
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超・マッタリ更新。


by tomo
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